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100年以上前からバスク地方はスペインで最も重要な工業密集地域の一つを担い、ヨーロッパ域大西洋岸で最も重要な経済の中核の一つを代表する。2006年のスペインにおける工業GDPトータルのうち12.4%はバスク自治州が捻出したもので、人口比(4.8%)や面積比(1.5%)等と比較すると、この値は非常に高いものであることが分かる。
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工業部門
工業生産は多岐にわたるが、鋼鉄から機械・工具まで製造する冶金工業がとりわけ重要である。別分野では化学、石油化学、そして石油精製業は国民総生産において重要な比率を占める。ニューテクノロジーやR&D 事業は関心を集めつつあり、テクノロジーパークも同様のことが言える。バスク企業は資本財、消費財、その他の中間財を満遍なく生産しており、多様性を帯びた産業構造によりバスク経済は相対的にスペイン平均を上回る豊かさを築き、従業員あたりの成長率もスペインを上回っている。さらにここ10年では自治州における雇用率は30% 以上の増加、失業率は1995年の21.7%から2006年の4.1%、一方スペインでは1995年の18.4%から2006年の8.5%となっている。このことからバスクは、マドリッドやカタルーニャとともに1995年から2005年にかけてヨーロッパの雇用成長の牽引役を果たしたと言える。
州民は親切で優しく勤勉な性格で、ニューテクノロジーや革新的生産システムを取り入れるのを得意とし、進取の気性に富んだ人々として昔から有名である。また中小企業は業種に多様性を帯び、精力的で、品質に保証を持つ補足的産業を成している。参考までにISO9000 を例に挙げてみると、2007 年にAENORに授与されたスペイン企業のうち10.7%がバスクに集中している。現在では5,500社以上の企業や団体がISO9000や14,001の認証を受け、14社がEFQM(ヨーロピアン・クオリティ・アワード)を獲得している。大企業(中には業界トップ企業も含む) 向けに下請け製品を生産する小企業のこうした幅広いネットワークは、バスク地方が投資先として魅了される側面の一つである。
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商業と観光業部門
経済は主に工業によって賄われているが、他部門でもここ数年大きな成長を見せている。重要性が高まる商業分野では、商業密度はスペインより僅かに上回り、雇用者数は140,000 人にのぼる。バスク経済における観光業部門は年を追うごとに着実なものにしている。バスク地方への注目度は引き続き高まっており、バスク観光業界にとって2007年は史上最高の年となっている。
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